義肢装具の費用など

治療用装具の製作から保険請求まで

治療で用いる装具なので入院、
もしくは外来での医師による診断が必要です。
装具の代金は療養費払い(償還払い)という方法を用います。
一時的に全額をお支払いいただきますが、
後で各種保険に申請すると規定の割合で代金の一部が返却されます。

診察で医師が「治療に装具が必要」と判断された場合のみ、
健康保険を使用して装具を製作できます。
装具の種類は医師とセラピストにより適切な装具を処方し、
装具が必要との証明書が病院やクリニックより発行されます。

装具の種類が決定したら製作に取りかかります。
装具の種類、リハビリのプログラムによって仮合わせが必要な場合もありますので、
納品までの期間は様々です。
おおむね、弊社では1週間ほど期間をいただいています。
(仮合わせがある場合は2週間)
装具をお受け取りになりましたら、装具代金のお支払いをお願いいたします。
お支払後、弊社発行の領収書をお渡しします。

お手元に装具が必要と認められる病院やクリニック発行の証明書
装具代金の領収書が揃いましたら各種保険まで請求をお願いいたします。
その他に保険証印鑑(認め印)、
振り込みで還付されるので銀行の口座番号がわかるキャッシュカードや通帳
(申請書に記入欄があるため。保険の種類によっては世帯主様のものが必要になる場合もあります)、
医療助成証をお持ちの方は助成証もお持ちください。

通常2 ~ 3ヵ月程度で指定した口座に還付されます。
尚、請求には2年の期限がありますのでご注意ください。

医療費助成制度を利用される場合

保険請求が2か所になる場合は(社会保険と各種医療費助成制度)、証明書と領収書のコピーをとっておいてください。
社会保険加入の方は請求窓口が社会保険と区、市役所の窓口と異なります。
(助成制度をお使いになる場合でも健康保険を優先して申請してください。保険給付決定後の申請となります)

その他、障害者自立支援法などによる支給基準はこちら。→ 価格構成、代金が公費の場合など